狩猟用にモンベルのL.W.アルパインヘルメットを購入しました。
狩猟にヘルメット?そう思う人も多いかもしれませんが、「ヘルメットが必要だな、導入しよう」と思ったことがあったので今回購入することにしました。今回は狩猟のためにヘルメットを購入するまでの経緯となぜモンベルのL.W.アルパインヘルメットにしたのかを書きたいと思います。
なぜ狩猟にヘルメットを使おうと思ったのか
狩猟にヘルメットを使った方が良いのかな?と思ったのは去年の猟期の終わりの方に起きた出来事がきっかけです。
自分は大物猟は箱罠のみでしか獲ったことがなく、銃猟での経験がありませんでした。猟期の終わり頃に獲れなくても良いから四つ足を狙ってみよう始めて見ました。
自分の住む県は雪が降らない場所は全く降らないのに雪が降る場所はそこそこ降る、そんな場所。猟期終わりに少し多めの雪が降り、雪の装備のない自分は何日か猟には行きませんでした。
暖かい日が続き、山にも雪はあまりなく、猟銃を持って下見程度の事が出来れば良いかなと思い山の中に入ってきました。溶けた雪が雨のようにポタポタと落ちてく中を歩く。風が吹くと溶けた雪が大雨のように落ちてきました。眼鏡が濡れて前が見えにくいなぁって思っていた時でした。
何かが頭に落ちてきて少しフラつきました。落ちてきたものが何かはすぐに分かりました。木の枝にあった溶けかけた雪の塊が頭に落ちてきたのだと。
幸いにもそこまで大きな雪の塊ではありませんでしたが、ふらついたのですぐに座りました。落ち着いた後にすぐに場所を移動。頭を手で確認してみるとタンコブになりそうな予感。今日はもうやめておこうと車に戻ってもう一度確認してみると先ほどより大きなタンコブに・・・。
これが大きな雪の塊や木、落石だったりしたら自分はどうなっていたんだろう?そう思った。狩猟は登山道ではなく、道のない場所が歩くことがほとんど。落石や滑落など登山道以上に危険なのかも。これがきっかけで来年の猟期にはヘルメットを被ろう!と決めました。
狩猟にモンベルのL.W.アルパインヘルメットを選んだ理由
自分は都会に住んでいる訳ではないので登山用のヘルメットの品ぞろえが沢山ある店舗はあまりありません。その中で被り比べた中で一番頭に合ってそうだったモンベルのL.W.アルパインヘルメットを狩猟用に選びました。軽いのも選んだ理由の一つです。
最後まで悩んだのはモンベルの林業用のロガーヘルメットとモデル名は忘れちゃったけどペルツの林業用のヘルメット。電子イヤーマフが登山用のヘルメットより比較的付けやすそう感じがしたので最後まで悩みました。
静的射撃や冬のスキート射撃にはSordin Supreme Pro-Xを使っているんですが、春夏秋のスキート射撃は3M PELTOR EEP-100。ヘルメットの組み合わせも3M PELTOR EEP-100ならどれでも良いかなと思って最終的にL.W.アルパインヘルメットに。
基本は狩猟は一人、何か起こっても誰も助けてくれない
猟場の下見も基本的には一人。狩猟も平日は一人。山で何かあっても誰も助けてくれない。それが怖くてヘルメットを購入しました。
どんなに装備を整えても何が起こるか分からないから今年から始める大物猟も「この先は怖いな」と思ったら行かないつもり。とにかく無理せずやっていこうと思う。
ヘルメットは下見でも使い始めて慣れてきました。少し暑いですが、真冬になれば今よりマシだと思うしインナーキャップを被ると汗も垂れてきにくい。一つ用意してきたいのはバックパックに付けるヘルメットホルダーかな。脱いだ時に地面とかに置きたくない。
猟期までもう少し。今年も安全第一。
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